ゲシュタルト対話
新型コロナウィルス感染が広がっています。世界中の人々の生活や社会全体に大きなインパクトを及ぼし、100年に一度の全人類の危機とも言われ、社会全体に不安や閉塞感が広がっています。私達の生活や仕事も甚大なダメージを受けています。
日頃からゲシュタルトに心を寄せている我々の仲間内でも、なんとなく落ち着かない、とか、具体的な恐怖を感じている、という声も聞こえてきています。
今こそ、落ち着いた呼吸を取り戻し、ゆったりと自分の内面を見つめる時間が必要です。湧き出てきた感情や感覚を話したり、他者に寄り添ってその人の話を聴く、といった対話=ゲシュタルト対話の機会を持ちましょう。
◆ゲシュタルト対話とは
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現象学、実存主義、我汝対話、のゲシュタルトアプローチをベースとする対話
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役割を取らない、対照関係における対話
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一期一会の対話
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つながる力が我々一人ひとりに内在していることを自覚する
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他者とつながっていたことを思い出し”re:Connect” する
といったものです。
◆対話のルール
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安心・安全な環境を保つことを、場に参加している全員で責任を持つ
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その場で話された他者のプライバシーに関わることは口外しない
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他者と自分を尊重して相手と関わる
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自分が実際に経験したこと、感じていること、考えていること、を中心に語り合う
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お互いに問いかける、批評や批判はしない
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発言せず、ただ聞いているだけでもよい
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相手をサポートする、相手からサポートしてもらう
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通常のゲシュタルトセラピー・ワークショップの形式ではありません。先生やスーパーバイザーといった役割はなく、個人としての”私”と他者が出会う場と、対話のプロセスがあるのみです。
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ツールが介在するオンラインでどこまで深い対話が成立するか実験し、新しいコミュニティの形態を模索する試みととらえていただきたいと思います。
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進め方の説明、実際の進行、対話の場の維持、といったファシリテーションは陣内が担当します。
※ルールが守られない場合、退出をお願いすることもあります。